中 村 八 幡 神 社

 中村八幡神社の起源は、1200年も前にさかのぼります。

 神亀年間(724〜729)に豊前国(大分県)宇佐八幡宮(宇佐八幡宮)へ里の代表として有力者5名(中村4名、高田1名)を送って、応神天皇、神功皇后他7柱の神を勧請したという記録が八幡神社の『寺社明細帖』に残っています。

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中村八幡神社本殿

  
 江戸時代、別符方西能美島の旧10ヶ村挙げての氏神(総鎮守の神社)となりましたが、現在では、西能美島旧5ヶ村の氏神として、毎年9月の祭礼には数千人参拝者がある島最大の行事となっています。
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 また、祭礼は中村八幡神社が本社であるため、他社は本社とは異なる日に行うようにとの申し伝えがあります。
 栄禄2年(1560)毛利元就が厳島神社を改修した時、大鳥居の東の柱は中村の八幡神社の森から供出し、その代償として神輿2丁を拝領したという記録が『宮島大願寺文書』に残っています。

 厳島神社の大鳥居は、高さ16メートル、周囲9.9メートルもありますが、その用材として使用された樹木が神社の境内から供出されたという事は、いかに大きな森であったかを示すものです。

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まさくんだらけてます。

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 しかし、現在では戦時中の松根油の採取や周辺部分の木の伐採、畑地、宅地化などのため雰囲気が一変し、松食虫による被害も大きく、残念なことに神秘的な鎮守の森の形態は失われてしまいました。
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